カスタムコンテンツ(CC)のレンチマークを自作しようの巻




CCを入れると出てくる、この水色のレンチマーク↓
今回はこれを改造しようというお話です。
「別にこれはこれでいい」って人は読まなくていいやつです
自分好みのにしたいな~人向けの記事になっております。
これをどうにかするぞ


必要なもの
  • Tool to work with UV texture(Mod the sims)
  • Sims4Studio(S4S)
  • 画像編集アプリ
  • アイコンにしたい画像。自作でも何でも。拡張子はpngじゃないとダメ
  • 色々ファイルとかを保存する、それ用のフォルダとかあると便利
前提として、S4SとUITSは開きっぱなしにして作業をします。

まず、必要なアプリをダウンロードしてください。
上記リンクTool to~を開き、ダウンロードから3番目のファイルをダウンロード
Zipなので、それを解凍すると「UITextureSquasher_1_2_0_0.exe」があるはず。
見つけられたらOK。名前長いのでこの記事では「UITS」と略します。

で、オーバーライド作成専用フォルダを作っておくのが吉!絶対。
私の場合は「オーバーライド」フォルダの中に、後述のインスタンス番号を振ったフォルダを3つ作っています。絶対3つあったほうがいい。絶対。

初回UITextureSquasherを起動すると、実行しますか~みたいなのを聞かれるので
実行するを選んでください。

最初はS4Sを起動します。

S4Sの「ツール」→「空のパッケージを作成」で、好きな名前を付けて
分かりやすいところに保存して、作った空のパッケージは開いたままにしてください!
そうしたら、そのまま同じく「ツール」から「ゲームファイル閲覧」をクリック。


そしたらこういう画面↑が開くので
「タイプ」のボックスに「DST]と入れ、下に出てきた「DST image」にチェック。
いれたら、下のボックスに適用するインスタンス番号をいれます。

09BBBF9DC6153DF9 (CAS/Build)
9AD1293A832706E0 (Gallery icon)
D518B5D7A3BBD372 (Swatch)
コピペして使ってください。

09~で始まる番号は、CAS画面とビルドモードに反映されるので
09~のレンチのマークだけを弄れば、CASとビルドの水色のレンチマークだけを変えることができます。
ギャラリーアイコンはその通り、ギャラリーで見つかるCCの含まれた世帯や区画の場合に表示されます。
なので、変えたいレンチマークだけ変えるもできます。
今回は全部変える前提の記事。

インスタンス番号をいれて、出てきたDSTイメージをドラッグし、全選択したら
「現在のパッケージに追加」を押します。
そうすると、開きっぱなしになっている空のパッケージに移るはず。
この時点で09~のは入っているはずなので、あと残り9A~とD5~のをやります。
CAS画面やビルドモードで出てくるレンチマークもここ
そこのマークだけ変えたかったら、09~のだけで終われば大丈夫。
こんな感じになってればOK~
ここまで来たら「ゲームファイル閲覧」の方は消して大丈夫(この記事で言ったら左側の方)
で、ここからがちょっと面倒で
この6個いれたDSTイメージを、拡張子「.dds」でエクスポートするんですが
ここで、初めに作った3つのフォルダが活躍します。

エクスポートするDSTイメージはグループとインスタンスで分かれています。
DC9とかDCAとか
これが大事なので、エクスポートする際の名前は「DC9_cas」「DCA_cas」とか
グループ名を分かりやすくしておきましょう。
私は09BBBF9DC6153DF9 CASフォルダを選択→00064DC9を選択→エクスポート→拡張子ddsを選択→データ名を「DC9_cas」にして保存(DCAも同様に)
という感じでやっております。
CAS分が終わったら、次はギャラリー用の9A~を選んで、また同じようにエクスポートしていきます。

ひとつのフォルダにDC9とDCAデータの2つを入れる必要がある上に
グループ名は大事な情報なので、絶対に分かりやすくして保存してください。
なんか最後の2つだけ順番逆だけど、とりあえず全データを同じ手順でエクスポートします。

そしたらUITextureSquasherの出番と編集だー!!!
UITSを開き
この通りに、先ほどエクスポートしたDC9とDCAファイルを入れます。
逆にならないように注意。上のバーにDCA、下のバーにDC9です。
そしたらコンバートをします。
コンバートを押すと、この画面が出てくると思うので
好きな名前を付けて保存してください。
今回はTESTだから、TESTにした。
これを、あと2回繰り返す。
アイコンが敷き詰められたpngが保存されているので、そのpngを画像編集アプリで開きます。
開いたら、レンチマークの代わりに入れたい画像を重ねます。

こういう感じで、レンチマークの範囲(水色のとこ)までなら崩れないので
範囲内に収まるように重ねてください。
重ねたら、元の水色レンチマーク部分だけを消します。

消せたらpngで保存。
そしたらまたUTISに戻り、下のpng fileのところに今保存した画像を入れて
コンバートを押します。

そうすると保存先ウィンドウが出てくるので、フォルダを選んで保存します。
ここで注意してほしいのが、保存は1度にDC9とDCAの2回あります。
オーバーライドを複数作る予定なら、ここのファイル名はDC9_TESTとか名前を付けておいてください。グループ番号は消さないでね。
ちょっと見えてるけど、KittyとかCuteとか、私はアイコンにしたい画像名を入れて保存してます。
DC9とDCA2回保存できたら、開きっぱなしのS4Sに戻ります!!

戻ったら、インポートから今保存したDC9_TEST.ddsなどのファイルを入れていきます。
インスタンスとグループ名に注意して、入れるファイルを間違えないように。

入れ終わったら保存→終了!長え!!!
packageになってるはずなので、Modsフォルダにいれて動作確認します!

ちゃんと反映されてた!!

このレンチオーバーライドは、1個しか使えないので
他の物を作って入れたくなったら、前の物は外してから入れてください。

作るのが面倒なのは初回だけで、次回からはちょっと楽になります。
空のパッケージを作ってDSTイメージを追加するのは変わりませんが
どのデータも上書き保存されるわけではなく、個別保存なので
元のpngファイルと元のDC9・DCAデータが残っていれば、png編集→DC9・DCA追加→png追加→コンバート→dds保存→インポートで終わります。

もし分からないところがあったりしたら、ご連絡ください!


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